売却を依頼する不動産会社の選び方を8つ厳選して紹介

不動産売却を成功させるためには、不動産会社選びが非常に重要です。しかし「初めて不動産売却を行う」、「過去に経験があるが上手くいかなかった」という場合には、どの基準で不動産会社を選べばよいか判断に迷う方も多いでしょう。

本記事では、不動産売却を依頼する不動産会社の選び方を、8つ厳選して紹介します。不動産売却を成功に繋げたい方は、ぜひ参考にしてください。

※記事監修者：鳥取市に地域密着して不動産売買・管理を行う、株式会社湖東商事（鳥取県知事免許（13）第488号）の代表取締役：内田豪。「不動産売買が初めての方でも理解できるよう、できるだけ専門用語を使用せず分かりやすく解説します。」

売却を依頼する不動産会社の選び方8選

不動産売却を行う際には、以下の8つの基準で不動産会社を選定しましょう。

1.地域の情報に精通している
2.地元で長く営業している
3.査定価格が適正である
4.過去の売却実績が豊富である
5.担当者との相性が良い
6.デメリットなど注意すべき点も教えてくれる
7.口コミ評価が高い
8.行政処分歴などがない

それぞれ詳細に解説していきます。

不動産売却は、その地域の情報に詳しいかどうかで成功の可否が決まります。つまり、不動産会社を選ぶ際には、売却する予定の不動産の地域情報に精通していることが大前提です。

地域密着型不動産会社、大手不動産会社の支店、大手フランチャイズ加盟店に関わらず、「その地域に事務所があるかどうか」を見ることが重要です。地域に事務所が無い場合は、現場の情報を仕入れることが難しくなるため、情報に精通しているとは言い難いでしょう。

例えば、鳥取市の不動産を売却するのであれば、鳥取市に本社または支店を置く不動産会社であると良いです。

不動産を売却する予定の地域で、長く不動産事業を行っている会社は、売却を成功させるうえで信頼できる可能性が高いといえます。なぜなら、その地域で長い間信頼されてきたからこそ、長期間事業を継続できているからです。

また、長年築いてきた独自のネットワークを活用して、速やかな売却に繋がる場合もあります。地元で長く営業し、地元から信頼されている不動産会社を選びましょう。

一番簡単な調べ方は、不動産免許を見ることです。【○○知事免許（00）】の中の数字が大きいほど、営業年数が長いことを意味します。

不動産査定は売却を始める第一段階ですが、媒介契約を欲しいがために、査定価格を高く提出する不動産会社が稀にいます。売主様からすると一見高く売れそうで魅力的ですが、相場とかけ離れていて買主が見つからず、売却が長期化する可能性が高いです。最終的に、適正価格まで価格を下げざるを得ません。

適正な査定価格かどうかは、相見積もりをとることで分かります。複数業者の平均価格から大きく外れている場合は、媒介契約欲しさの高額査定の可能性があるでしょう。仮に意図的な高額査定ではなくても、なぜ高く見積もったのか根拠を聞く必要があります。

不動産売却を得意としているかどうかは、売却実績が豊富か否かで判断できます。特に、売却したい不動産の地域においての売却実績を確認するようにしましょう。

ただし、売却実績は全てWebサイトに掲載されているわけではありません。直接問い合わせる、または打ち合わせの段階で担当者に確認するとよいでしょう。

売却を進めるうえで、不動産会社の担当者とコミュニケーションをとる機会は多いです。相性の良さは、今後の実務を円滑に進めるにあたり重要な指標となります。

ただし相性の良さは定量的な尺度で測定できないため、感覚的な判断で問題ありません。「会社を気に入っているが担当者と合わない」という場合には、担当者の変更を依頼しても良いです。

媒介契約を欲しいがために、不動産売却を強引に進めてくる場合は注意が必要です。売却は最も簡単に資産を現金化できる反面、デメリットも伴います。また、仲介売却か買取か、一般媒介契約か専任媒介契約か専属専任媒介契約か、といった選択肢も豊富です。

それぞれ良い面と悪い点があり、どれが最良な選択かは状況によって異なるため、あえてデメリットも伝えてくれる不動産会社・担当者は信頼できます。もしメリットばかり伝えてくる場合は、あえてこちら側からデメリットについて聞いてみましょう。

レビューを参考にするのも重要です。1つの指標として、サクラを除外するシステムが強固なGoogleマップのレビューを確認するようにしましょう。

レビューの平均が☆3.5以上であれば、信頼できる不動産会社である可能性が高いです。Googleの検索エンジンで会社名を検索すれば簡単に確認できます。

国土交通省が公開している『ネガティブ情報等検索サイト』で会社名を検索し、行政処分歴がないかどうかを確認しましょう。ただし、一度処分を受けたからといって、その後も信頼できないとは限りません。処分後に、経営体制や組織体制を改革し、素晴らしい不動産会社を再構築した事例もあります。

とはいえ「できれば処分歴がない業者であれば理想的」と考える場合は、複数業者で迷った時の参考指標にするとよいです。加えて、免許の有無も調べておきましょう。免許番号がないと売買仲介はできないので、いわゆる「ブローカー」と呼ばれる悪徳業者です。

不動産売却における会社を選ぶ際は、ここまで紹介した方法で慎重に選定し、全てクリアしていれば優良な業者である可能性が高いです。強く営業されたからその会社に決めるのではなく、一旦落ち着いてそれぞれの項目をチェックしてみましょう。

また鳥取市周辺で不動産売却を検討中なら、鳥取市に本社を置き、不動産売買を得意とする湖東商事にお任せください。当社は地域に根差して55年以上、多くのお客様に支えられながら不動産売却をサポートしてきました。地域の売却実績も多くあるので、まずはお気軽にお問い合わせください。

もちろん、ご相談や査定依頼は無料で対応可能ですよ。

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